サーモカメラによる型温比較
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サーモカメラによる実際の鋳造時の型温比較です。
左が従来のドリル加工によるスポット冷却の金型
右が今回のコンフォーマルクーリング仕様の金型
上段の離型剤スプレー前で約170℃の型温低減。
そして下段のスプレー後でも約115℃の型温低減が実現できました。
従来型のスプレー後よりも積層造形仕様のスプレー前の方が型温が低いことがわかります。
このお客様では液体離型剤から粉体離型剤に変更しサイクルタイムを58秒から29秒に大幅短縮に成功し、生産効率が約倍となりました。
一概には言えませんが、コンフォーマルクーリング仕様の金型を採用することにより、離型剤塗布による金型表面からの冷却の必要性を見直すことも視野に入れていけるのではないでしょうか?
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